バリー・ウェッブ トロンボーンリサイタル 特設ページ
リサイタルに寄せて・謝辞
今回の演奏会では、バリー・ウェッブ氏と吉原すみれ氏という超豪華なお二方による John Cage の Ryoanji に加え、拙作のトロンボーン・ソロ 2作品「レクイエム…永遠の命へ」、および「挽歌ー世界の涯ては蝶の夢の中にしかない」を取り上げてくださいました。この背景については東京コンサーツ・ラボのウェブサイトに下記の形で記載されていますが、本企画の基調となる思い、が示唆されています。プロジェクトに携わるはしくれとして、作品の趣旨にご賛同いただき、このような形で取り上げて下さったことを心から感謝申し上げます。
ぜひご来場いただき、企画の背景に横たわるこうした暗黙の思いについても、新たな音楽体験を通じて深め、全身で味わっていただければ幸甚です。
ー東京コンサーツ・ラボ ウエブサイトより 抜粋ー
作曲家・横山カイン勝巳と、国際的に活躍するトロンボーン奏者バリー・ウェッブの共同作業から生まれた「レクイエム」は、東日本大震災5周年に当たる2016年3月に、追悼コンサートとしてルーテル東京教会でバリー・ウェッブによって初演され、大震災10周年になる2021年にトーキョーコンサーツ・ラボでの再演される予定だったが、コロナ禍の真っ只中のため実現出来なかった。今回「レクイエム」の続編とも言える「挽歌」が二人の共同作業から生まれたのを機に、「レクイエム」の再演、「挽歌」の日本初演を、そして吉原すみれの協演を得て、ジョン・ケージの「龍安寺」を加えて実現する事となった。
横山カイン勝巳
作品紹介 ー プログラムの聴きどころは?
- John Cage :龍安寺 Ryoanji ー 日常の時間感覚を脱ぎ去り、この作品に完全に固有な新たな時空の体験と出会う可能性にご自身を開いてみませんか?
- 横山カイン勝巳: レクイエム...永遠の命へ Requiem...ad vitam aeternum
- 「横山の『レクイエム』は追悼記念の意思のための力強く正しい方法による、素晴らしい作品である。」 - スチュアート・デンプスター
- 映画「Matrix」のキャラクターである Neo のように、作曲家・横山カイン勝巳は暴動である。 - ロレダナ・バルタザール
- 以下、CDより第3曲目 オッフェルトリウム です ー 大きな門構えである 1,2曲目から、作品が”雪解け”のように動き出し、深海を遍く照らす光がゆらぎます
- 横山カイン勝巳: 挽歌ー世界の涯ては蝶の夢の中にしかない Banka/Threnody - The end of the world exists, but only in a butterfly's dream ー 蝶が見る夢の内なる世界から、音で描く世界の涯て
バリー・ウェッブ 特別インタビュー
音楽は共創の場、人生を織り なす力 :バリー・ウエッブ特別インタビュー
――「コンサートホールは、皆さん一人ひとりの個性や音楽体験、人生経験が集まる場です。皆さんはこの特別な機会の一部なのです」 Barrie Webb