VI. 自然と隠された生命

 
秩父の山中で雑草が光を放つ瞬間から始まったこの問いは、26年後に擬態する蛾、文明の不在から回復する自然、調性的語法の奥に宿る旋律の自律的成長へと連なる。素材の力という思想が、ジャンルの境界を問わず機能することを示す、サイトの思想的射程を最も広く示す軸。

収録作品:
秩父地方の山中にて / ピアノソナタ第1番「クリプシス ― 蛾の斑紋は樹皮に溶け込む」/ Wild creek / Alone, feeling the breeze / 無人地帯